こんにちは。nanaです。
私の母はいわゆる専業主婦です。
母は、私から見ても家事全般が得意だと感じますが、中でも「洗濯」が好きで、やり方にもこだわりがあったと思います。
実家の脱衣所には洗濯かごが2つあり、色の濃い衣類と色の薄い衣類を仕分けしてそれぞれの洗濯かごに入れるシステムでした。
母は洗濯かごごとに毎日2回以上洗濯機を回し、さらに手洗いが必要な衣類を桶で手洗いしていました。
洗濯が好きな母は衣類以外にも家中のものをこまめに洗濯するので、実家のベランダと庭の物干しざおには毎日たくさんの洗濯ものが干されていました。
そんな実家で育った私ですが、洗濯が特に好きというわけではありません。
洗濯はどちらかと言えば面倒だと感じるし、やり方にこだわりもないです。
結婚して実家を出て、パパと二人暮らしを始めるとき(当時はまだ子供がいないのでパパではありませんが)、家事のルール全般は一人暮らし歴の長かったパパに合わせることにしました。
夫婦共働きでは、私の育った実家のように誰かが家事を担当するわけではないので、一人暮らしに似た家事形態になると思ったからです。
そうして、脱衣所に洗濯かごを置かず、洗濯物を直接洗濯機に放り込む生活が始まりました。
最初は洗濯かごがないことに違和感を感じていましたが、今では「我が家には必要ない」と思っています。
洗濯物を仕分けずにポイポイ洗濯機に放り込むのは楽ですし、洗濯かごを置くスペースが必要ないため脱衣所を広々使えます。
濡れたタオルなどを洗濯機の中に入れたまま蓋をして放置すると洗濯機にカビが生える原因になると聞いたことがありますが、我が家では蓋と本体の間に洗濯ばさみを挟んで蓋が完全に閉じないようにしていて、1日1回以上は洗濯機を回すことにしています。
また、洗濯槽クリーナーで洗濯機洗浄を月1回ほど行っています。
(これもパパの独身時代からの習慣に倣いました。)
洗濯かごを脱衣所に置かないなんて実家で生活しているときには考えたこともありませんでしたが、やってみると意外に特に困ることなく生活できます。
必要だと思い込んでいるけど、手放しても困らないものって他にもたくさんあるかもしれません。
以上。「洗濯かごのない生活」でした。 nana