それいけ!エンジニア夫婦

設備管理エンジニアの夫(クマ師)とプラントエンジニアの妻(nana)の夫婦ブログです。仕事、趣味、0歳の息子(チョロ)との3人暮らしの日常などを書いています。

円安・円高って?どう影響するの?

こんにちは、クマ師です。

ニュースなどを見ていると円高、円安という言葉を聞くことがありますよね。

この記事では、そもそも円安、円高とは何?どんな影響があるの?といった点について解説していきます。

是非参考にしてみてください。

円安・円高とは?

ある国の通貨と別の国の通貨を交換するときの比率を為替レートと言います。

「1ドル=100円」などのことです。この場合は1ドルと100円を交換できる、という意味になります。

この為替レートは需要と供給のバランスによって変動します

例えば、代表的なドルと円で考えると、「円をドルに交換する(円を売ってドルを買う)」と「ドルを円に交換する(ドルを売って円を買う)」という2パターンがあります。

円をドルに換える人が多い場合には、ドルの需要が高まっていることになります。つまりドルの価値が高まるということです。この時、円は逆に価値が下がっているので「円安(ドル高)」になります。

逆にドルを円に換える人が多い場合は円の需要が高く、円の価値が高まっているということなので「円高(ドル安)」になります。

円安になると、円とドルと交換するときに価値の低い円をたくさん用意する必要があるため、1ドル=110円、120円というように為替レートで円の値が大きくなります。

円高の場合は、ドルと交換するときに価値の高い円は少なくていいので1ドル=90円、80円というように円の値が小さくなります。

「円安」は円の価値が安い、「円高」は円の価値が高い、と覚えましょう。

どういう時に円高、円安になるの?

では実際、どのような時に円高、円安になるのでしょうか。

これは経済、政治などが複雑に絡みあって決まるので単純には言えないのですが、代表的なもので言うと以下の3つがあります。

金利

日本の金利と外国の金利差によって為替は動きます。

例えば、日本の銀行にお金を預けていても金利が0.001%(2021年4月時点)なのでお金はほぼ増えません。ここで、外国の金利が日本よりも高い場合、外国の銀行に預けようと思いますよね。

つまり、円から外国のお金に変えようとする動きが多くなるため、円は売られて円安になります。

預金以外でも、例えばアメリカの国債は日本の国債よりも金利が高いため、どうせ買うならアメリカ国債の方がお金が増えます。そのため、ドルに交換する動きが多くなり円は売られる(円の価値が下がる)ため円安になります。

②経済状況

例えば、日本の景気がよくなり企業の利益が増えて株価が上がれば、海外の投資家が日本の株を買うために円に交換する(円を買う=円の価値が高まる)動きが出てくるため円高になります。

逆に、もし日本の景気が悪くなれば日本の株を売って他の国の株を買う動きが出てくるため、円から外国の通貨への交換(円が売られる)が進み円安になります。

しかし、景気が良い時は製品の需要に供給が追い付かず、値段が上がるためインフレになります。インフレは、同じものを買うのにより多くの円が必要になるということなので、円の価値が下がったとみなすことができます。そういう意味では景気がよくなってインフレになると円安になるとも言えます。

この辺は、インフレの進み具合と企業利益の増え方などの様々な要素を考慮して投資家も投資先を決めるので、円高、円安のどちらになるかは明確には言えないところです。

③貿易

海外で物を売った場合、当然現地の通貨が手に入ります。しかし、日本国内でお金を使うためには円に交換する必要があるため円の需要が高まり円高になります。

海外のものを買う場合は、現地の通貨に交換する動きが進み、円が売られるため円安になります。

円安・円高の影響は?

輸出メインの企業にとっては円安の方がありがたいです。

例えば、海外である製品を100ドルで売る場合、1ドル=100円であれば1個売れれば10,000円の売上となりますが、円安となって1ドル=110円であれば1個売れれば11,000円の売上となります。

このように、輸出する企業は円安になれば売上が上がることになりますし、少し現地での売値を下げてより多くの個数を売るといった戦略を取ることもできます。

円高になってしまうと、1個売れたときの売上が、9,000円、8,000円と下がってしまうので輸出企業にとってはよくありません。

輸入メインの企業にとってみれば、円高のときは現地で100ドルで売っているものを9,000円、8,000円とより少ない円で買えることになるのでメリットがあります。逆に円安になってしまうと11,000円、12,000円とより多くの支払いが出てくるため不利になります。

日本全体でみると、日本は貿易黒字国で輸出の方が輸入よりも多く、輸出で成り立っている国とも言えるため、円安の方が望ましいです。

また、円高になると海外の製品が安く国内に入ってくるため、日本企業の製品が売れにくくなり利益が下がるため、日本の景気が悪くなる可能性もあります。

そういった意味でも日本にとっては円安の方が望ましいです。

まとめ

「円安」は円の価値が下がること、「円高」は円の価値が上がること。

日本経済にとっては円安の方がプラスになる。