こんにちは。nanaです。
私は、今働いている会社に、初の女性エンジニアとして入社しました。
女性エンジニアとして働いているなかで、私が実際に体験したこと・思ったこと、メリット・デメリットをまとめます。
男性だけの職場に女性一人で大丈夫?
基本的に楽観主義な私ですが、初の女性エンジニアということで、入社前には、男性だけの職場に私ひとりで飛び込んで、やっていけるだろうか…という不安がありました。
しかし働き始めてみると、特に不安を感じる必要はなかったかなというのが私の感想です。
女性がゼロというわけではない
日本全体で見ても女性エンジニアはまだまだ少ない印象で、私の会社にも自分以外に女性エンジニアは一人もいませんでした。
しかし、会社に女性が一人もいないというわけではありません。
私の働いている会社ではエンジニア以外の営業職、スタッフ職に女性社員がいます。事務作業をされているパートのおばさん達も職場にいます。
同期入社のエンジニアは、私以外全員男性でしたが、事務系の女子社員も数人いました。
なので、入社前に思っていたような「独りぼっち」の状態ではありません。
学生時代よりむしろ女性が多い
私の場合、理系出身なので、学生時代から男女比は20:1。周囲には、ほぼ男性しかいない環境でした。
今の職場では、エンジニア30人に対して、パートさん1人なので、男女比は私を含めると15:1です。
学生時代よりも年齢層は広がりますが、男女比は1:1に近づいています。
女性エンジニアのメリットとは?
完全な「独りぼっち」ではないにしろ、ほぼ男性だけの職場で働く女性エンジニアは、紅一点。
当然、目立ちます。
顔と名前を覚えてもらえる
目立つことによるメリットとして、顔と名前を覚えてもらいやすいことが挙げられます。
社内でも、お客様にも、初対面ですぐに顔と名前を覚えてもらえるのは、女性エンジニアの特権だと思います。
職場のおばさんが可愛がってくれる
目立っているおかげか、社内では気にかけてくれる方も多いです。
特にパートのおばさんたちは恐らく珍しさをきっかけに声をかけていただき、それから仲良くしてくれる方も多いです。
今では、お菓子やおみやげいただいたり、お喋りに混ぜてもらったり、可愛がってもらっています。
パートのおばさんに顔が利くと、仕事上で困ったときには助けていただけます。
エンジニア業務には事務作業も多く、事務のスペシャリストであるパートのおばさんたちは心強い味方です。
時には、耳の早いパートのおばさんから、解禁されていない人事異動の情報を聞く、…なんてことも。
女性エンジニアのデメリットは?
ほぼ男性の職場で、女性エンジニアとして働くメリットは多いですが、デメリットもあります。
いつまでも目立つ
ほぼ男性の職場で働き始めてから何年も経って、その環境に自分自身が慣れてきたとしても、自分だけが女性である事実は変わらないため、いつまでも目立ち続けます。
私の場合、目立つことによって得られるメリットが大きいと感じていますが、人によっては目立つことによるデメリットを感じてしまうかもしれません。
産休・育休の前例がない
初の女性エンジニアとして入社したため、出産の際には、エンジニア部署として初めての産休・育休の適用者になりました。
これまでに男性エンジニアが取得した事例もなかったため、上長も不慣れであり、事務手続きに時間がかかりました。
産休・育休を経験した女性の先輩がいないため、相談できず心細く感じました。
まとめ
初の女性エンジニアとして入社後、私が実際に体験したこと・思ったことをまとめてきました。
ほぼ男性の職場に女性エンジニアとして入社することに不安を感じていましたが、女性エンジニアだからこそ得られるメリットも多く、今のところ特に不自由なく仕事ができています。
以上、私の体験談でした。 nana