こんにちは。nanaです。
私がプラントエンジニアとして働いている会社には、若手社員の教育制度として、
- 若手社員一人一人に相談役の先輩(エルダー)がつく
- 若手社員と先輩社員がペアで案件を担当する
というものがあります。
配属前、エルダーや先輩社員と聞き、新入社員と歳の近い30代の先輩をイメージしていました。
しかし実際には、国内担当のプラントエンジニアとして配属された私のエルダーは58歳、一緒にペアを組んで仕事をする先輩方は全員60歳を超えていました。
私がはたらいている会社では若手社員(30代、40代男性)のほとんどが海外担当となるため、国内担当は60代前後のおじさんエンジニアしかいなかったという背景があります。
男性しかいない職場に女性は自分一人。
さらに年齢も、周りは全員60代で自分だけ20代。
これは大変なところに入社してしまった、と焦りました。
学生時代に自分と年齢の近い人としか関わってこなかった私には、自分の父より10歳も年上のおじさんとペアを組んで仕事をする日々を想像できませんでした。
おそらく、60代おじさんエンジニアたちにとっても、自分の娘より年下の20代女子新入社員とペアで仕事することに戸惑いがあったと思います。
初めは戸惑っていた私ですが、働いているうちに慣れていくもので、次第に60代おじさんエンジニアたちと仕事する日々に違和感を感じなくなりました。
仕事帰りには一緒にお茶したり、出張先でお酒を飲んだりするようになりました。(私はお酒がほとんど飲めないので、ごはんを食べるだけです。)
60代おじさんエンジニアたちと一緒に仕事するようになって驚いたのは、60代とは思えないタフさです。
若いときからプラントエンジニアとして国内外で仕事し、培ってきたものだと思いますが、「本当に60代か?」と疑いたくなるほど体力があり、私より元気です。そのせいか、雰囲気が実年齢より若い方が多いように思います。
私は、国内担当のプラントエンジニアとして働き始めたことで、仕事上で誰とでも年齢問わずコミュニケーションが取れる能力を身につけられたと思っています。
以上、「周囲のエンジニア全員が60歳以上」でした。nana